□KAMMENNYI TSVETOK(カーミニ ツヴィートク)について□


"KAMMENNYI TSVETOK"は私nutmegの鉱物蒐集と自然に関する話題を扱っている趣味のサイトです。
典型的文系人間のため、鉱物に関しては純粋な自然科学的な興味と古来から伝えられて来た石の持つ神秘性や象徴性の両面に対して同じ位興味を持っています。 サイト名は真の美しさを求め石の花を追い求める石工を描いたロシアの作家パーヴェル・バショーフの小説集の題名「石の花」のロシア語表記から採りました、私が愛する「石の花」達の魅力を少しでもお伝えできればと思います。


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「単純に見て美しいもの」「直感的に惹かれるもの」を基準に選んでいます今後改装予定。

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2004/10/05//Tue.
小惑星の名前
この小惑星のトータティス(Toutatis=本来の発音はトゥータティスに近い)という奇妙な名前はケルト・ゴール神話に出てくる神の名前で『天から落ちてくる』神。この神の怒りを鎮める為人身御供も捧げられたそうな…如何にもフランス人学者らしい皮肉の効いた命名です。
名前の由来を調べていたらこんなサイトを発見
◆小惑星の名前研究所
大変面白いサイトですが、なかでも小惑星の命名の目安が面白い。
命名権は発見者または軌道計算者に与えられるのですが命名には次の様な目安があるらしい


-16文字以内のアルファベットで表記できる
- 発音できて意味がある
- すでにある天体名と似ていない(◆惑星の衛星名と同じ名前とか、小惑星どうしでも似ているものはいくらもあるけど、いいの?)
-軍人や政治家は没後100年経過するまで提案を見合わせる(◆50年ともいわれる)評価が定まってから命名する
- ペットの名は避ける(◆実際、ペットの名がついた星はいくつかある。昔はよかったらしい)
- 命名権の売買は禁止(■昔には、売買されたケースがひとつだけあります)
(以上「小惑星の名前研究所 」さんからの引用)


『軍人や政治家は…』の項目に妙に納得。
項目別リストを見ると神話・伝説名をはじめとして会社名やら観光地の名前まであります、天体学者や天文ファンの趣味や環境を反映しているようで興味深い。
ポピュラー音楽の項目を見るとさすがにThe Beatlesは偉大です、バンド名(8749)からメンバー4人の名前Lennon(4147)/McCartney(4148)/Harrison(4149)/Starr(4150)はもとよりPaulの奥さんLinda(7169)まで星になっています。
他にもElvis(17059)やClapton(4305)の名前も、付けたのは彼等の熱烈なFANでしょうね。
2004/10/05//Tue.
天から落ちてくる神
先日購入した石を整理しようと標本箱を整理しています。
ひさしぶりにテクタイト、リビアングラス、モルダバイトなどのその生成に隕石が関わっている石達を取り出して、しみじみと眺めていたら先月末に山程の大きさの小惑星が地球のすぐ脇をすり抜けていった事を思い出しました。


すり抜けていった小惑星とは4179 トータティス(Toutatis)、2個に別れたサツマイモの様な形のこの小惑星は1989年に発見された時、地球の軌道近辺を通過するその特異な軌道から地球に激突する事も有るのではないかと懸念された天体だったのです。
今回2004/9/28(日本時間)の接近は約155万キロ((地球ー月間の約4倍、人間の尺度からみれば遥か遠くだが天文的尺度から見ればすれすれと言える))と、この大きさの天体としては今世紀で最も接近した例(12世紀以来最大)となります。
今回の接近後もNASAでは引き続き”地球に害をおよぼす可能性”のある天体((とはいっても、今後2056年まで トータティスの接近は無く、地球に落ちてくる可能性は極めて低い))として観測を続ける一方最接近時には最大限の観測データーを集める計画であるとの事です。
トータティスのようなタイプの小惑星は惑星形成時の残存物と見られ惑星形成の過程を示すデーターが保存されている可能性がある為、今回の最接近で採取されたデーターからの今後の研究成果が期待されています。


関連記事
■Large Asteroid Zooms Safely Past Earth(NASA)
2004/05/14//Fri.
ニュージーランドのストーンヘンジ
ニュージーランド北島のワイララパ地方に民間の天文研究会が計画したストーンヘンジがもうすぐ完成する予定です。
この『Stonehenge Aotearoa』は巨大な南半球の天文カレンダーとして人々の天文学に対する興味を呼び起こし、天文学の基礎を学ぶ場を与える目的で民間の天文研究会「フェニックス天文同好会」によって計画されました。
またこのストーンヘンジは南半球独自の物として、ポリネシアの船乗りたちが太平洋を航海するさいに使った星々とリンクさせた巨大なポリネシアのの星の羅針盤としても設計されているそうです。
この計画の代表者リチャード・ホール氏の言葉


われわれはここに古代を再現した。われわれの祖先が出発したところ、そこは1万年を経た今も変わらぬ確かさを保っている。そこへ今、われわれは現代の天文学を付け加えようとしているのだ


画像を見ると英国のストーンヘンジにくらべシンプルで印象は異なりますが、夢のある素敵な計画ですね。このような民間の計画に対し国の科学団体から援助があるところがNZらしく好ましいです。いつかこのストーンヘンジの中で南天の星空を眺めてみたいものです。
関連記事
■WiredNews-ニュージーランドで「現代のストーンヘンジ」製作が進行中

■Stonehenge Aotearoa



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